特別企画展「刀剣~古代のといのり~」 10月開催!

 古代歴史文化にゆかりの深い14県は、個々の地域研究では見えにくい日本の大きな古代史の流れを解明するため、平成26年に「古代歴史文化協議会」を組織し、共同で調査研究事業を進めています。

 令和元年度からは、「古墳時代の刀剣類」をテーマとして、各県から出土した刀剣類についての調査研究を行い、古墳時代の社会構造や地域間交流の実態などについて明らかにしてきました。この展覧会は、その成果を広く情報発信するために開催します。

 展覧会は、14県による調査研究の成果に、大阪歴史博物館の研究成果を加えて、弥生・古墳時代の刀剣類が果たした歴史的・社会的意義を、観覧者に分かりやすく伝えます。大阪と、全国に広がる14の県が共同で開催するという特質を活かし、各地域の多様な特質に力点を置きつつ、刀剣から日本古代国家の成立過程を描き出します。

  • 会期:令和4年10月15日(土)~12月4日(日)
  • 会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室(大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32)